「特捜戦隊デカレンジャー」Episode.01

ヤな道だ

うお〜〜〜〜〜〜〜っ! かっこいいいい!!!!
お話も最高! アクションも最高! EDも最高! という訳で近年まれに見る傑作の予感がする「デカレンジャー」。
冒頭、上官の制止を無視して、結婚式場を破壊しながら爆走するデカレッド。早くもマッドポリスっぷりを見せまくった所で、古川登志夫のナレーション(これがまたベタでいい感じ)とともオープニングへ。
サイキックラバーが歌うこのオープニングがまたイイ!! 曲調自体は80〜90年代っぽいギターロック(古っ!)なんですが、デカレンジャー5人のアクションといっしょに聞くと新鮮でかっこよかったです。
そして本編。アリエナイザーによるバスジャック事件をプロフェッショナルな技で一瞬にして解決、それをギャバンっぽいナレーションでリプレイ! ミニチュア特撮万歳! この辺でもう僕の顔はニヤけっぱなしだった訳ですが、それをさらにニヤけさせたのが、犬ボスの登場、そしてウメコの入浴シーン! ちなみに風呂のヒヨコの名前を付けたは、東映公式によると菊地美香ちゃんのアドリブらしいですよ。
その後、天秤くん=バラン・スーの残した金属の謎を知るために聞き込み捜査をする4人。ここでかかるBGMがまた刑事ドラマっぽいのなんの。亀山耕一郎はいい仕事をするなぁ。やがて怪しいメカ人間を見つけた4人はデカレンジャーに変身! ここでも懐かしいテイストのナレーションが! 古川登志夫たん、ハァハァ……。
メカ人間たちと戦う4人の下に颯爽と駆けつけた赤座伴番がデカレッドに変身! 唯一残念だったのはバンを演じる歳寧龍二の表情。アップかつスローであれを見せられるのはちょっとつらかった……。でもこのデカレッド登場からラストまではもう言うことナシ! 
オープニングテーマに乗って「ガン=カタ」ならぬ「ジュークンドー」で敵を倒しまくるレッド! かっこいい! 垂直な壁を駆け下りながら銃をぶっ放しまくり着地! かっこよすぎ! ブルーたちの制止を振り切り犯人を容赦なく射殺! ドーベルマン刑事かよ!! 怒ったブルーが鉄拳制裁、そして殴り合い! もう最高!!!!
エンディングを歌うのはささきいさお。バキューン! 「妖怪人間ベム」OPを彷彿とさせるメロディーに乗ってダンスするデカレンジャー。ドキューン! 歌詞もイイ! やってることは「剣」のオープニングと変わらないのに、こちらはちゃんとハマってます。
ホントに最初から最後まで色んな意味でハァハァしっぱなし、特に特撮監督・佛田洋、アクション監督・石垣広文、そしてナレーションの古川登志夫の仕事が光りまくった30分。来週までにあと10回は見ちゃうことでしょう。