「超星神グランセイザー」第24話

とてつもない濃い構成と、とてつもない演出とともに、第2部完結っ!
「コーヒーのお代わりもらえるかな?」
昼下がり、ゆっくりコーヒーをたしなむロギア。
「私にはミルクティーを……」
「コーヒー2つ」

なぜか博士のオーダーを無視する美加。ラディアとルシアは友達だった、という意外な発言の後、いきなり現われた天馬を見て食い逃げしようとするロギア。それを追う天馬に対し、ロギアが壁を……! そして変身して逃亡!
仕方なく舞台を神鯨島に移す炎のトライブの面々と博士。とりあえずダイロギアンにはガルーダで応戦。ダイロギアン強っ! ビームも効かないぜ! いったんガルーダを脱出するタリアス。
「今度は僕が行くよ」
「いや、俺がやる!」

一方東京では、ガルーダの危機を蘭が察知。多分たまたま病院に勢ぞろいしてたグランセイザーの面々も島に急行! 
「助太刀感謝!」
ガルーダ、ドルクルス、ガンシーサー、リヴァイアサンが合神! このプロセスが微妙にかっこ悪いが気にするな! ダイセイザー誕生だ! 
悪役どうしの戦いにしか見えないダイセイザーvsダイロギアン。ビームがダメならしっぽで攻撃! ダイロギアンビームにはバリアで対抗! ダイセイザーがダイロギアンの腕を食いちぎった! そんなの正義の味方のやることじゃない! あ、ロギアが飛び出したぞ!
地上で対峙するタリアスとロギア。
「タリアス、地獄へ落ちろ!」
「誰も手を出すな!これは俺とロギアの戦いだ!」

タリアスとロギアの激しい一騎打ち。どちらも武器を使いません。その勝負は、タリアスに軍配があがり……
「ロギア、お前の負けだ……自分の星へ帰れ!」
ロギアを諭すタリアス。しかしロギアは天馬とともに空へ……! 
「私の帰る場所は…ルシアとラディのいるところだ! 私は負けていない……」
天馬とともに自爆しようとするロギア。だが直前で天馬だけが地上に落ち……爆発!!
「かっこよかったヨン」
久々に発言し、天馬の活躍をねぎらう仁。でも実は、天馬を道連れに自爆することこそ負けだと思ったロギアが、プライドを守って最後に天馬を離したようです。それことかっこいいZE! つーか70年代っぽいZE!
最後、平和を守れたことを喜び、海岸を闊歩する12人の戦士たち。置きっぱなしのダイロギアン。そして、なぜか堀口博士が海に石を投げるところで、このナレーション。
インパクターの陰謀は完全に粉砕された。だが、宇宙からの攻撃はこれで終わったわけではない。戦え、グランセイザー! 負けるな、グランセイザー!」
たまらん……。なんだこの番組。2004年にこんな作品が見れて、僕は幸せです。ありがとう、グランセイザー!