「美少女戦士セーラームーン」Act.2

もうOPテーマをそらで歌える俺って……。
というわけで、亜美ちゃん登場。敵は"はに丸"でした。
う〜ん……惜しい! 脚本・小林靖子&監督・田崎竜太の「こういう画が撮りたい」という狙いに、少女たちの演技がついていけてないです。あるいは、監督がちょっとセーラームーンでは難しい」演出をしているとも言えますが。
具体的にいうと、亜美ちゃんの変身の流れ。落ちそうな亜美ちゃんを支えるムーンが全然必死そうに見えないのもまずいと思うのですが、問題はその後の変身シーン。「亜美ちゃんの手がはずれる」→「落下しながら変身!」という演出は大変面白いと思うのですが、その変身バンク、そして変身後の姿が「あれ」なんですから、どうしても間抜けな感じにしか見えないのですよ。これがもし「仮面ライダー」なら(見せ方によっては「グランセイザー」でも!)めちゃめちゃかっこいい映像になったと思うのですが……残念です。
でもその後の、「ムーンとマーキュリーが背中合わせでうなずきあってから二手に分かれるところ」はちょっと燃えました。ああいうベタなのに弱いワタクシ。
ストーリー面は大満足。ルナに敬語で話し掛ける亜美ちゃん最高! うさぎから借りたMDを大切そうに持つ亜美ちゃんも最高! 要するに亜美ちゃん最高!! そして来週はいよいよ巫女祭り〜。監督は「OLヴィジュアル系」などを撮られていた高丸雅隆氏です。