「特捜戦隊デカレンジャー」Episode.50

リアルタイムで見てるときには、ホージーが「相棒!」って言ったとこでまず涙。そしてアブレラに対するバンの最後のセリフで号泣……。本当によく出来た最終回でした。
変身が出来なくなってしまった彼らが、それぞれの特技―ジャスミンエスパー能力だったり、センちゃんのひらめきだったり、ウメコの早変わりだったり、ホージーの射撃の腕だったり―でそのピンチを切り抜ける流れ、その合間にもバンの四字熟語、ジャスミンのヘンな発言、ウメコの入浴まで盛り込んだ脚本は、もう見事としか言いようがないです。gammyさんが言うように、ナレーションや名乗りが6人になってたのも良かったし、「ま・か・せ・て」と言ったときのウメコはかわいすぎだし、非の打ち所がないです。
そして、1年間通して見ても"ハズレ"な話がほとんどなかったのスゴイ。その"ハズレ話"がひとりの脚本家のものに集中してるのは問題だし、細かいことを言えば「うーん……」と思う点もなくはないのですが、とりあえず「特捜戦隊デカレンジャー」は、戦隊史上最高傑作といっても過言ではないシリーズになったのではないでしょうか?(1年分の総括はいずみのさんのテキストが面白いので必読)。ありがとう、デカレンジャー!!
こうなると、来週から始まる「魔法戦隊マジレンジャー」に対する不安がちょっと高まったりもしますが、メインライターがあの「ボンバーマンジェッターズ」の前川淳氏だし、マジブルーはかわいいし、また違った面白さが堪能できる1年になることでしょう。楽しみ!