「特捜戦隊デカレンジャー」Episode.37

あ〜あ、やっちゃった……。
おそらくプロデューサー&脚本家の暴走から生まれてしまった史上最大の異色作。この画像であらすじがほぼ語れる、ロボもエージェントアブレラも出てこない、変身すらほとんど必要ないお話でした。いや、たまにはこんなのもいいでしょ?という気持ちも分かるし、実際面白かったんですが、やっぱどっかで「これは子ども番組なのでは?」とか思っちゃいます。とにかく一番危険なのは、もし「今回はつまらなかった」という子どもの意見が多かったら、もう二度とこういう異色作は作られないということ。だからせめてロボ戦はやってほしかった。無理してでも。あと、最後の尼さん登場シーンには苦笑。「あそこは尼さんじゃなきゃいけないんだよ!」という昭和生まれのみなさんのご意見はもっともですが、平成の特撮ドラマの中でやられると、やはりどう考えても不自然。